[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2010年度第3回 上方探索倶楽部レポートです!
第3回は、9月26日奈良へ行ってまいりました。
今回は大人の修学旅行ということで、最初の目的地は東大寺です!
東大寺前に到着すると、そこには鹿、鹿、シカ、SHIKA………………
すぐさま鹿に囲まれるメンバー…
鹿にシャツを噛まれるメンバー…
鹿に紙袋を食べられたF先生…
鹿と人をかきわけて進んでいくと、いつの間にか目の前に大きな門が!!
南大門です。
とにかく大きいことに加え、突き出た挿肘木、長い通肘木が、
独特の雰囲気を出していてインパクト大!!
天井が貼られていないので、中の構造をよく見ることもできました。
南大門を通り抜けてさらに進むと、赤く塗られた門の向こうを眺める人々が。
門の向こうには、大仏殿です!
U先生の華麗なるテクニックによりチケットをゲットし、いざ大仏殿へ!!
さすが、世界最大の木造建築!!
南大門の大きさにちょっと見慣れたにもかかわらず、さらにデカい!!
建物の高さにくらべて、横幅がせまいので、こちらもまた異様な雰囲気が漂っております。
ツアー客に混じってガイドさんのお話を小耳に挟みつつ、ついに大仏様を拝見!!
中学校の修学旅行以来、ウン年振りの再会!!
あんなおっきな大仏殿なのに、天井ギリギリに収まっている大仏様はやはり大きいですね。
大仏様の裏側には、大仏殿の模型がありました。
少年刑務所の方が作られたようで、
T君「おれも刑務所入ろうかな~」
…!!! Σ( ̄д ̄;)
大仏殿の中の柱の礎石ももちろん巨大で、腰ぐらいの高さがありますが、
ちゃんときれいな形に加工されていました。
大仏様に夢中となった一団は仲間を見失いつつも長い石段を上り、三月堂(法華堂)へ。
授業で校長先生が熱弁していらっしゃった通り、すごい屋根です。
礼堂と正堂の間の垂木は別々の建物だったときのまま残っているので、複雑な形をしています。
この二つの建物は建てられた時代が違うそうで、よく見ると組物の形も違います。
はぐれた仲間との再会も果たし、ナゾの模様がきざまれた石段を登り二月堂へ。
舞台からの見晴らしはとってもきれいでした!
長い回廊を通って、東大寺ブランド?の田んぼを横目に降りてきて、東大寺は終了です。
奈良国立博物館を横目に見ながら、奈良ホテルへ向かいます。
奈良国立博物館新館は昭和47年、吉村順三の設計です。
この辺りにもいろんなところに鹿がいました!
山の中のような道をゾロゾロと歩いていくと、着きました!
奈良ホテルです。
奈良ホテルは明治42年開業、設計は辰野金吾だそうです。
天井や窓、階段の手すり、避雷針など、どれをとっても豪華絢爛!
玄関ホール上の、おりあげ格天井風回廊が素敵でした。
個人的にはもっと豪華な金具が見たかったな~~
誰か奈良ホテルで結婚式を挙げて招待してくださいm(__)m
奈良ホテルを出て、町家の多く建ち並ぶエリアへ。
京都の町家に比べて、非常に間口が広く、使用している材も太いように感じました。
京都では見慣れない太い格子は、奈良独特の法連格子というそうです。
町家に夢中になっているうちに、日が暮れてきました。
大人の修学旅行、これにて終了です。
今回もいろいろ勉強になりました!
ではでは最後に、大好評「金物シリーズ」!!
今回もマンホールのフタ、奈良バージョン☆
デザインは一つで、色付きと色なしバージョンがありました。
個人的にはもう一種類くらいデザインのバリエーションが欲しいな~
ということでオマケの止水栓奈良バージョン☆☆
次回は京都・一乗寺方面へ?!
金物ファンとしては、次こそは金物を写真に収めたいな~