街歩きや建物見学が好きな学生たちが集まり、年5回関西圏の建物を見学しています!
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西本願寺編
やっとこさ第一回がありました(>_<).*°
なななんと!今回は在校生・OB・外部から60~70人も参加してくれて、とても賑やかでしたよー!
さて今回は、最初に島原界隈をぶらぶらしました。
新しくギャラリーに改修された町家や、貸しスペースに生まれ変わった旅館などもありました。
もちろん、角屋さんや輪違屋さんなどは外からの見学でしたが、迫力が違います!
花街ならではの華やかな意匠を楽しみました♪
そして今回の主役、西本願寺へ移動し、見学させていただきました。
白書院、飛雲閣・・・など。
写真は残念ながら掲載できませんが、
1枚1枚に異なる花が描かれた格天井など皆あんぐり口をあけて天井を見ていました!
能舞台の不思議など、案内の方に面白おかしく、分かりやすく説明していただき、
なるほど~!と思うことがたくさんありました。
飛雲閣では内部まで見学させていただき、ここに秀吉がいたのか~としみじみ。
西本願寺の工事現場には本校の卒業生の姿も発見!
感動の再会シーンが!
も、凄すぎてお腹いっぱいになりました(^^)
楽しかったです。
その後、四条木屋町へ行き、新入生歓迎会をしました。
たくさんの一年生が入部してくれて、これからが楽しみ☆
まだ手探り状態ですが、今年一年よろしくお願いします<(_ _)>
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見学にご同行頂いた中京支部長の名和先生がレポートしてくださったので掲載させて頂きます!
<上方探索倶楽部> 初夏のレポート
新年度も早や6月の半ばを過ぎました。
支部では建築を通して歴史や文化にふれよう、という企画が定着し、今年も京都建築専門学校に合同させてもらい活動していきます。毎回さまざまなテーマで建築やまちを訪れることにしておりますが、“ノスタルジックな風景”を感じようという思いが底流にあります。 もちろんこれに限らず幅広く皆様の考察や再発見に役立てて頂けると思います。 年間5回程度を予定していますので今後のご参加をお待ちしております。 また4~50年前に私たち世代が実体験した生活や空間を若い人たちに伝えていく事も大切だと考えるところです。 支部以外の方の参加も歓迎です。
今回6月13日(土) は島原の界隈と西本願寺の対面所白書院や飛雲閣を訪ねました。
PM 1:00 七条大宮前集合 島原口から大門へ
今は想像できないかもしれませんが、大宮通はかつて国道1号線であり、市電が走る交通量の多い通りでした。その大宮通を北上し花屋町を西に壬生川通りを越えますと、少し昔の雰囲気がまだ残っています。町工場や商店など生活密着型の街で、一方では昼下がりのけだるさを感じさせるような雰囲気です。民家(町屋)を改装してギャラリーに活用している家があります。西陣地区などでも見られるおくどさんが残る大屋根まで吹抜けている火袋の作りです。 角を曲がると大門です。戦後遊郭の廃止により島原は寂れてしまいました。
その中で置屋の輪違屋は質の高い建築で往時の面影を残しています。内部は見られませんでしたが、座敷は意匠に凝った「傘の間」などがあります。経済変化に対応して比較的早くからお客のためのホームバーを作ったはしりでもあります。また島原300年の家屋が次第にその姿を消していった中に揚屋の角屋が残っています。時代々に歴史に残る人物や饗応がここで催されたことを感じられる一画です。
東へ移動して西本願寺へ。
東へ移動して西本願寺へ。
対面所と白書院を見学。江戸初期につくられた桃山意匠をもつ書院建築です。法主と門徒との対面の場として使われた鴻の間は162畳でさらに上段の横には勅使用の上々段が構えられています。 二条城の二の丸御殿と比較するのも面白いでしょう。 また縁側からは見ることのできなかった南能舞台の老松の絵が鴻の間座敷からは見えます。ほの暗い室内で瞳孔が開くために舞台背面の絵が見えるのです。ぐるりと白書院を一周すると枯山水虎渓の庭に出てきます。 四季を、縁側を介した屋内外の一体感で心地よく感じられます。
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